導入事例
エキナカシェアオフィスの導入支援
開発・運用支援
テレキューブ「STATION WORK」 @JR駅構内
実施内容
ハードおよびソフトウェアに関わる卓越したエンジニアリング技術を活用して業務用電気製品の改修・運用・メンテナンスサービスをご提供し、事業・サービスの展開・成長をご支援いたします。設置型の電気製品の場合、製品の仕様を迅速に把握、必要な仕様を追加し、設置先のニーズに合わせた改修や設置および保守・メンテナンスなど、運用までのシームレスなサービスを提供いたします。
機体導入に関わる細かな重要課題に直面
個室ブース型ワークプレイスの展開にとって、コロナ禍で急速に拡大したテレワークニーズは事業の成長にとって大きなチャンスでした。
一方、利便性の高い場所であればあるほど、場所の利用条件・制限があり、設置がスムーズにいかず事業推進の大きな悩みの種でした。
特にエキナカのような利便性の高いロケーションにおいて発生した代表的な課題が、室内のエアコンから発生するドレン水の処理でした。湿度の高い日本において、冷房・暖房のピークシーズンにはドレン水が発生します。しかし駅構内や商業施設にはどこにでも排水溝があるわけではないため、ドレン水の排水が、展開の大きな壁となっていました。
発想の転換、創造的な解決策を
ドレン水は空気中の水蒸気が凝集し水として結露したり霜となったりした結果溜まる水のことです。溜まった水はホースで室外へ排出するか、定期的に人の手で室外に捨てるのが一般的でした。室外機が使えるのであれば、ドレン水の発生箇所を機体から分離させることができるのですが、敷地・場所の制限から室外機も使えないため、個室ブース内でドレン水の処理を完結するしか、これまでは方法がありませんでした。
こうした悩みをサービスベンダーから聞く中で、アイ・シー・エフのエンジニアが目につけたのが、エアコンの周辺部材である排気ダクトホースでした。
下に流すのがだめなら、上に蒸気で飛ばす
「この排気ダクトホースを使ってドレン水を室外に排出すればいいのでは?」
気体として水を室外に出すには熱を加えて蒸発させる必要があります。しかし、駅構内に設置される個室ブースでは熱・火気は使用できません。
そこにアイ・シー・エフが持ちこんだ技術が、超音波霧化分離による水のミスト化というソリューションでした。一般的には加湿器や霧発生の演出に使用される超音波技術。この超音波デバイスをドレン水タンクに接合し、溜まるドレン水を超音波でミスト化し、排気ダクトホースから室外に排出することに成功しました。
このエンジニアリング技術により、ハードウェアのロケーション課題をクリアすることができサービスの導入を速やかに進めることが可能になりました。
ソリューション概要
業務用電気製品の導入・運用相談
導入・運用要件・課題の整理
ハードウェア・ソフトウェアの仕様決定・改修
導入・運用開始
継続的な保守
メンテナンス
確かな機体運用支援のために
独自のエンジニアリング技術
- ハードウェア
- ソフトウェア
- 課題解決のノウハウ
多様な条件対応の実績
- 自動販売機
- 券売機
- CMSサーバと連動したオンライン端末
- エアコン
- 空気清浄機 等
継続運用パートナーシップ
- テレキューブ
- クボタ
支援事例
テレキューブサービス
機体内エアコン改修、事前・現場組立・施工および設置導入
ピュアウォッシャー
業務用電気製品の販売代行および保守・メンテナンス